オモパが好きだ

ニコリ151号オモパコーナーの感想であるかのようなそうでもないような。真実は自分自身の手でつかみ取るんだ!(てきとう)


流れるループ
なんというかオモパ好きの心には既に刺さっているかと思うので、ちょっと解いてはみるけど普段オモパに手を出さない向きにアピールできると良い時期かなと考えるのです。例えばカッコいい手筋とか、思いもよらないサクサク展開とかですかね。


かずのりのへや
数字が海苔状になるので、ひとつずつ入るパズルよりスピード感が稼げますね。境界線上の和の表記を使えば、大きな数字を制御するのも難しくはなくて良いです。あとは組み合わせですね。


かずひも
一方こちらはスピードを抑えるのに苦労する感じ。基本的にはサクサク進行勝負で特に悪いこともないですが、調整が難しいのは不安になってしまいますね。解く方はシンプルなルールに身を任せれば良いので考えなくてもなことですが。


ハニカズ
入り方のパターンが増えて、とても良くなったのではないでしょうか。ただ、ハニカムに惑わされているだけで、先読みしちゃうとかずひもと同様、意外に遠くまで決まっちゃうような。解くときは多分それほど気にならないと感じますけど。なによりハニカム盤面でシンプルなルールのオモパというのが良いと思います。


ウソワン
うそ要素が加わると展開に急に分岐が増えますね。その中でも制御しやすいルールに仕上がっているのではないでしょうか。目新しい展開は入れやすいと思うので、このパズルらしさがどう育つかということに注目したいと思います。


スカイスクレイパー
作業を具体的にするためか手筋はやや少なめに思いますが、考え方が分りやすいことを利用してオーソドックスな解き筋を納めるのも手かなと思いました。2択なりどっちにしても理論なりですね。最後のほうの問題はそんな傾向が見えたりもします。


コーヒーカップ
どこで順番が切れるかを考慮していると、普段使わない頭の使い方をしている気がして非常に心地よいです。見逃しが多くなる気もしないではないですけど。ルール3の使い方が実は難しいんじゃないかなと感じました。なんか油断すると余計な情報が出ちゃう感じ。


ドッスンフワリ
一読してルールが腑に落ちるのは素敵ですね。その分、しっかり段どらないと別解が出やすくて大変です。パズル自体の面白さもありますが、静的な書き入れ方にも関わらずドッスンという落ち方とフワリという浮き上がり方が感じられるのが素晴らしいと思います。


というわけでなんとか7月中に書いてみましたよアミーゴ

オモパと推理クロスが好きだ

ニコリ151号の自作コメントです。
今回はオモパ2問に言葉もの1問の計3問。さらりとまいりましょう。


流れるループ4
ちょっと難しめにしようとはしました。先読みかどうかはさておき、これを見て「こう来るなら、じゃあオレはこう処理してみよう!」っては、なりにくいかなあ……そろそろそういうのがあると跳ねる時期だと思うのですよ。みんなはがんばれ。いのちだいじに。


かずのりのへや4
数字を入れることにためらいがなければ、成立させるのはそれほど難しくないので、思いついた解き筋をがしがし入れるスタンスで作ってます。一本、筋の通ったロジックでまとめられるとかっこいいかなとも思いつつ私の芸風ではないなーとも思いつつ。みんなはがんばれ。じゅもんせつやく。


推理クロス
自分としてはいつもの感じ。黒マスを先に大雑把に決めておくと、同語禁則や「ン」「ー」の使い方を駆使する展開が使いやすくて良いです。その分クロス感は薄れますけど、その辺は気にするほうが良いものができそうなら気にして気にしなくても良いようなら気にしない程度のなにかで。みんなはがんばれ。がんがんいこうぜ。


ということでこんなで。

パズルBOXが好きだ

パズルBOX12がニコリから刊行されています。
まいなすよん作の掲載は12題。たぶん。結構な数ですね。
昨年個人的に、「ニコリさんのホームページに説明が載っているパズルを投稿しつぶしてみよう」ということをやってみてたので、それが利いたのではないかなと思ってます。以下軽く自作コメント。


虫くい算7
プンちゃんですがあまり頑張らなくても埋まるのではないかなと。


ナンスケ3
半袖愛子さんと半袖愛好会の男さんとおがわみのりさんの二人に独占されてるのもあれだよねって思いつつ作ってました。問題としては、まーふつー。


カックロ
45を多めに組んだいつものまいなすよん作のカックロですね。さくさく進行で解けると意図どおりです。


碁石ひろい9、10
長めの斜め45度の並びを意識して2問仕上げてみました。


サムライン2
これも一見ふつうなのですが、私の力量だと入れた仕掛けが収束で潰れてしまうことが多いので、その点やや印象的。解いて下さる方にとってはやっぱりふつうかと思います。


数コロ5
数コロが2軍を張っていた時期は、まだ私、購読してなかったんですよね……長いこと2軍にいたことで、名だたる作家陣がいろいろやりつくしてたりするのですが、まその辺はさくっと無視するスタンスで仕上げています。


キンコンカン5、6
数コロとは違って、オモパでの登場から本誌退場まで投稿できてたパズル。割と手の内にある気はしてます。鼻歌混じりに光をのばしていただけると。


因子の部屋2、3
いろいろできるパズルではあるのですが、計算にしても展開にしてもわかりやすさに重きをおいて仕上げてます。


お家へ帰ろう1
あまり得意じゃないんですよね……私の技量では、意図を盤面に落とす、という手順の過程で失われてしまうものが多いという意味合いです。じゃあどうしますかねって考えて仕上げた問題なので、採用されてニコニコ。


というわけで以上あまり内容のないコメントではありましたまる。

オモパが好きだ

ニコリ150号オモパコーナーの感想ですってよ。
今回は新作4作におさらい3作。ルールの長さと、おさらいの問題数が揃っている感じなのでこの配分ですかね。さらっといってみましょー。


流れるループ
すっかり顔馴染みになりましたね。細部のテクニックと全体構成の方向からの進歩がうまいこと咬み合っているのではないでしょうか。ルールとしての能力はもちろんですが、長く生き残っている故という部分もあるかな。今後は、十字に風の吹いている箇所の活用度合いに注目かと思ってますがどんなもんでしょう。


かずのりのへや
影響する範囲がそれほど大きくないルールの組み合わせなので、作者がどういうバランスで採用して展開するかで、個々の問題のイメージががらりと変わります。受け手としてはバラエティに富んだ問題が並ぶほうが楽しいですけども、どうなりますか。


イチヨンループ
区切られた狭い領域での制約が予想外に厳しいので、ヒントを削ってもそれなりに成立したりします。その辺の調整が難しいですね。成立するかしないかという、ある意味判りやすい基準を採用できる場所ではないので。個人的には例題横の「線の引き方」のエリアがキュートで好印象です。


かずひも
縦横さんほどではないですが、細部を決めにいく手段がない(開発されてないだけ?)ので、一歩進んだ手筋を埋め込んだつもりでも、別解つぶしで一緒につぶれてしまう印象です。数字がさくさくと決まるのが楽しいのはルールがシンプルが故の利点でよいですね。初見の印象は、新波及効果からの発展かなと思いました。


デイリループ
全マス通過ルールは強力なので、少しだけの先読みと組み合わせると広い部屋がざくざくと決まります。これはちょっと取り扱いの難しい甘い果実だなーと思って、今、本誌を見返したら、(安)さんの最終行のコメントに気づきましたとさ。そこに配慮しないで投稿しちまったぜ。


双頭竜の視力回復
あははー、どこから思いついたんだ(いろいろと)。私は早々に緻密な制御というものを諦めました。気持ちよく決まる矢印の配置を設定して、破綻を気にしないで埋めていって、最初から解き直して破綻の原因を取り除いてーの繰り返しな感じ。いいんだけどいいのかなあははー。マアさかのぶさん原作だからいいのかアハハ。


ホシはお前だ!
応援作の作成時に時間が足りなくて、少々消化不良だったりしてます。解いた時には気づかなかった面白い状況がぼろぼろ出てきて、それをうまく問題に落とし込めなかったなあと。原因は、私が、「情報が無効になる」ルールを扱いかねることが多いからだと思いますが。他の方がオモパのコーナーを念頭においてどういう問題作りをしたのか、今から楽しみです。


というわけであまりさらっとはいきませんでしたってよ。

LITSが好きだ

トクナキラさんからご指名を受け(http://puzzleblog542.blog.fc2.com/blog-entry-863.html)て、ちゃんと仕上げた仕事の中に自然に埋め込まれたリクエストであるからには、応える優先順位を上げるべきかなと思ったわけです。

また同時に、LITSのことを書くと宣言しておきながら、流れるループのことを書いてしまうという柔軟な姿勢も見習うべきだとも思いました。ということで、ご要望には沿わずに、空白マスを主役にしたLITSを出題して、それについて、30行とはいかないかもしれませんが述べようと思います。

さて今回は、下のLITSを取り上げます。ルールはニコリのページ(http://www.nikoli.co.jp/ja/puzzles/lits.html)をご参照ください。


ここからは、この問題を解いてもらったことを前提とします。

さて、作ってみて改めて思いましたが、やはりまなみんはかわいいですね。まなみんとは、声優の田中真奈美さんの愛称です。

田中真奈美さんといえば「きんいろモザイク(http://www.kinmosa.com/)」のアリス・カータレット役でみなさまにもおなじみかと思います。「きんいろモザイク」も来る四月から第二期の放映が決定しています。放送直前ということで、まなみんもさまざまなイベントに出演して、その可憐な姿と声をファンの我々に届けてくれています。

たとえば参考までにですが、イベントの様子を、主催者が公式にyoutubeにアップされていますので、ご興味がありましたらご覧になってはいかがでしょうか。

水戸で開催のイベント→ https://www.youtube.com/watch?v=4qURlvrYpGU
宇都宮で開催のイベント→ https://www.youtube.com/watch?v=T42lMUSQT7I

この後も、宮城広島京都愛知千葉でのイベントが予定されています。ちなみにですが、私は水戸宇都宮に参加済み、宮城広島京都に参加予定です。

私はそれほど昔からのファンではありませんが、最近のまなみんの活躍っぷりといいますか、魅力をステージ上やメディアで出せるようになってきた感じはとても嬉しいですね。「普通じゃつまらない」なんてことをご本人も時折おっしゃいますし、そこがファンの我々の心を捉えてやまない部分でもあるのですが、やっぱり出演が少ないよりは多いほうが良いわけです。きんいろモザイクの波に乗れる間は、普通のアイドルっぽい活動を目いっぱいしていただいて、業界にご自分の位置をしっかり築いてくれるといいなーと勝手に思っています。

ということで30行にはぜんぜん足りませんが今回はこんなで。

オモパとカックロが好きだ

ニコリ150号の自作コメントです。

自宅のネットワーク環境の不調でいつもより遅くなりました。
とぼけて、なしにしちゃってもいいっちゃいいのですが、ま軽い感じで。


流れるループ3
なにやら定食の風格を備えてきたような。最初は風のルールの占める大きさがややアンバランスではないかなーと思ってましたがそんなことはなかった模様です。この問題に関しては、空間を効率的に埋める手法を入れてみたつもりですけどテーマというほどでもないですね。


かずのりのへや4
こちらはまだまだ、ルールを個々の問題に落とし込んでいくだけで自然に楽しくなる状況かと思います。自作もそんな感じ。数字の出し方が作者の裁量に任される部分が大きいので、今後はそれ次第という気がしてます。


カックロ15
カックロ特集のトリですよおくさん。
適当なことを言うと、解き筋の部分のテクニックだったり演出上のテクニックだったり時間経過の上でのテクニックだったりを重層的に織り込んで、しかもバランスを損なわずに仕上げた自信作。一般的な言葉で言うなら好きに作りましたまる。


ということで以上。

オモパが好きだ

ニコリ149号オモパコーナーの感想ですな。
全体として、表記されているルールから直接導き出せないというか、慣れると「こういう事態は起きないんだね」ってのが判ってくるパズルが多いような気が。そういう流行とかあるんでしょうか。あるんでしょうね。
今回は新作5作におさらい3作。さくさくいってみましょー。


縦横さん
名称変更して二軍への昇格ですぱちぱち。私としてはお膳立てが大変というか、目新しい解き筋はあるものの、それを成立させるための準備を自然に配置するのがなかなか難しい印象ではあります。私以外が上達しているので満を持しての桧舞台ということなのでしょう。


流れるループ
交差オッケーのループ、リンクたちと並ぶと、急速に解き易く感じてくるのは不思議なものですね。今回は「なるべく風源が2箇所以上に利く」を隠しテーマにしてみました。ま、なるべくですけど。


ループだぴょん、へやだぴょん
ぽーんぽーんと線が伸びるので、交差向きありループにしては決め易い感触です。その分、ループそのもののありようが(改良しても)見にくいように感じてしまうのですがみなさまいかがなもんでしょう。個人的にはルール自体の洗練よりは問題作りの洗練に期待したいです。というかルールは合流させちゃってもいいのでは。


右まわり
私は地図が読めないほうなので、初見時はなかなか難儀しました。道がS字形にならないことに気をつければ、個人的には飛躍的に解き易くなりました。最終確認のためにペンで道をたどっていると、ペン先がくるくると回って楽しかったりもします。


イチヨンループ
最初に書きましたけど、表面に見えずらい制約が強いので、表出数字でのゆらぎが少なくてもがしがし決まりますね。細かい制御が利かないという意味では、ラインで縛ってしまうというのはひとつの割り切り方なのかもしれません。8=4+4=1+1+1+1+1+1+1+1が4+1+1+1+1にもなればより良いんですけどねー。高望みしすぎでしょうか。ところでちなみに、私はこのパズル、今回一押しです。


マグプレ
新鮮な頭の使い方をするので良いですな。いっそのことルールをさらに複雑にして、引き寄せや反発で2次元的に移動しちゃわないようなら、現行ルールに反する配置でもいいってことにする手は、まあ、なさそうですか。


かずのりのへや
マグプレと対照的に、人工的なルールが印象的ですね。初見では入り方のパターンが少ないかなと思ってましたが、というか実際少ないのかも知れないのですが、現状気にならないですね。境界の数字でかなり強力に制御できるので、作者の計算がダイレクトに解き味に利きそうです。


ということで今回はこんなで。今年も楽しいパズルに出会えますように。