ふくめん算が好きだ

某たけい君が自分のサイトでむしくい算とふくめん算を比較していて、(http://puzzle.sakura.ne.jp/archives/200603/122205.php)本来は該当記事にあたってほしいのだけど、結論だけ言うとむしくい算に軍配をあげている。これはおそらくふくめん算派のぼくに対する挑戦だと思うので(?)、彼が里帰りをしている間にせいぜい吠えておこうかと思ったのだけど、彼の言うことは一々当たっているのよね。
むしくい算のほうが製作の自由度が高い、むしくい算のほうが解答の流れを制御しやすい。
その通りです。
ぼくもそう思います。
もちろん、なんというか、無難な落し所としては、目指すところが違うパズルを比べても仕方がない、むしくい算はパズルでありふくめん算はポエムである、ニコリで同じページにまとめられてたからといって安易に並べるのはいかがなものかな、でもその若さは嫌いじゃないぜ、仲良くやろうぜ兄弟、ビールをもう一杯どうだい? がっはっは。という感じだと思うのです。
ですが、ですがね。
なんとなくここは喧嘩を買っておこうかなと、そういうわけですよ。

むしくい算とふくめん算を比較するに、むしくい算のヒントが表出数字の近辺、あるいは先頭桁、末尾桁に集中するのに対して、ふくめん算は全箇所にヒントとなる可能性があるわけで、ひとくれのように視点の展開が可能です。
あとは、問題の圧縮がやりやすいですね。SEND+MORE=MONEYとかやっても大して違和感はありませんが、むしくい算でこれをやったらなんのことだか判らんです。どうだ!!

と、気張るのも虚しい蟷螂の斧。
だって解空間の大きさがぜんぜん違うんですよ、しくしく。
助けて武純也さん!(http://torito.jp/library/bookdata.cgi?id-0-200101-0)