ハタンした? ちょっと俺に見せてみな

前に日記に書いた、数独についてちょっと思いついたことについて。
数独を完成させ、「俺ってすげえ!」という気分に浸ることしばし、さて、チェックでもしますか……うわ、ハタンしてる! ということが、まあ、ままありますですわ。
ハタンにも2種類あります。どんな2種類かは先日の日記に書いたのでそれを参照していただくとして、ここでは「解が無いハタン」と「解が多いハタン」という言葉を説明なしで使いますよ。
このうち「解が多いハタン」は、表出数字をばしばし入れれば、問題として成立させることはそう難しくはありません。問題は後者、「解が無いハタン」です。情報が多すぎるわけですから情報を引けば良いわけですが、引いた情報が他の役に立っている場合もあるわけで、そこで「解が多いハタン」として扱ってやれば問題として成立させることはできます。できますが、結局もとの問題とはかけ離れた出来になってしまいます。
さて、そんな問題を解決しようとプログラムを組みました。
どんなのかというと、通常の数独ソルバー(以下コアと略す)を用意します。で、前段として「入力した問題から、表出数字をひとつ削った問題を生成する部分」(以下前段と略す)を用意します。
入力する問題の表出数字を30とすると、前段で生成される問題は30問、これをコアに投げて解いてもらいます。で、問題として成立しているものがあったらラッキー、完成品としてしまいましょう。
コアの改良としてもっと解答能力を上げるとか、前段の改良としてサーチする問題を増やすとか、いろいろ考えられるのですが、ちょっとアレなのはハタンした問題をあまり取って置いてないので、実践があまりできないのが不満ですなあ。