オモパが好きだ

吉例により、今年のオモパは今年のうちに。
125号のオモパについて、感想をだらだら書きます。

「たすくえあ」
昇格ですね! おめでとうございます。やっぱり、ひとつながりルールは強いということでしょうか。
正方形しばりはキツくないかと思っていたのですが、進化具合を見ていると、そんなのは杞憂のようです。傍観していたベテラン作者のみなさまもそろそろいかがでしょうか。

「シャカシャカ」
昇格じゃないんですね! えーっ、まだダメですか。シャカシャカの愛され度合は尋常でないものがあると思うのですが。
あまりに愛されすぎて、本誌上でのテンションが保てるかを危惧してしましたが、そんなのは杞憂のようです。

「ヤギとオオカミ」
端点の導入によりぐっと進化したこのパズルですが、名称の変更によってまた解きやすくなりましたね。久々に解くと遊び方を忘れてしまう傾向なきにしもあらずですが、その欠点を見事にリカバーしていると思います。

「のりのり」
シンプルな設定の効果で、1x2の黒マス配置の妙が存分に楽しめます。新手筋探しが楽しいのは新しいパズルの醍醐味ですね。個人的には前回一番の注目株でしたが、再登場があって良かった良かった。

「跳ばナイト」
とっつきは少々悪いですが、慣れてくるとさくさく解けますね。ハードルの導入は素晴らしい発明だと思います。行き先を潰していく解き方をすると、潰しきれたかがイマイチ判定しにくいように思うのですがどうでしょうか。

「コージュン」
湾狼子さんすごいなあ。。。
縦方向に特殊な意味付けをするオモパはこれまでにもありましたが(修学旅行の夜とか)、波及効果風の演出にしたことで非常にバランスの良い出来に仕上がっていると思います。心地よく解ける問題が出てくるかが勝負でしょう。

「ウソタタミ」
湾狼子さんすごいなあ。。。
言及があるとおり、すぐ判る入り口が少ないのが不安要素ですね。その後の展開の面白さは一頭抜けたところがあります。タタミ系復活なるか?


去年も書きましたけど、今年も面白いパズルに出会えて幸せでした。来年もパズル界の活発な発展がありますように。