オモパが好きだ

ニコリ127号のオモパの感想です。
前に述べた通り、情報としては新しいものが出ないような気もしますが、書きたいので書きます。
他の人の感想と重ならないように、とかいう配慮はしませんのでよろしく。


・へびいちご
一匹あたりの蛇の長さが5限定なのが解き味を狭めないかなあと思っていたのですが、少なくとも今号の問題では気になりませんね。5縛りのぬりかべをイメージしていたのですが。
大きくするのも先がありそうですし、問題も作りやすいですし。あるかり工場長さんすごい。


・メジリンク
以前このブログでも書きましたし、今回編集長も触れているのですが、いや、作っていて破綻しやすいパズルです。まあ、そこまで込みでの面白さだと思うので問題ないとは思うのですが。
例えば、波及効果は破綻しやすくても、通常の方眼紙上でカット&トライが比較的容易だと思うのですが、メジリンクはその点、新規に盤面を用意するのに手間がかかって量産につながりづらいかなあと思わなくもない。みなさまどう対処されているのでしょうか。


・ヤギとオオカミ
2番が素敵。ルールがシンプルなので仕掛けが映えますね。
全体的に、「線が引かれないところに印を付けていくといつのまにか解けている」という状況を回避する工夫が、少しづつ進歩していると思います。けど、まだそこを克服できたという印象ではないような。


・のりのり
復活めでたい! 人気がある割に、2番と3番が同じ作者さんである辺りが悔しいなあ。
1×2の黒マスを配置するのは個人的にすごく好きなのですが、きっとそんなフィジカルな理由で人気が高いというわけではないに違いない。


パネライ
数字でしか情報が与えられないので、長方形部分に関して直接指定できないのがちとつらいかな。いや、単に終盤のつじつま合わせが難しくてむう、というだけの話なのですが。サイズを大きくして、表出される数字に幅が出てくるともっと面白くなるかも。対称形は個人的には拘らない方が良いかなと思いました。


・たわむれんが
レンガが積み上がっていくというより、水が湧き出て流れ落ちていく、というイメージで解いたり作ったりしてました。どういうイメージを抱くかで解き味も変わってくるかもわかりません。
数字のぎりぎりのところでせめることができれば、いろいろ手筋が生じて面白くなりそうです。


・えんどうまめ
四角に切れの上級手筋部分を集めたような解き味ですね。大きくして直感で解けるほうに訴えるのも手かもしれません。うまく作れば、という魔法の言葉を使わないなら、対称形でしばると余計な表出が増えてよろしくないかなと思います。


あるかり工場長さんのブログ(http://alka.blog.shinobi.jp/)とか、ルート高菜さんのブログ(更新終了、跡地 -> http://routetakana.no-blog.jp/)とかを見て、パズルについて書くことにいろいろ思うのですが、まあ、結論が出ないのでとりあえず自分が書きたいものを書くだけなワタシなのです。