オモパが好きだ

ニコリ144号オモパコーナーの感想です。
政治的な理由で、早めに感想書くぜいえい。


マカロ
面白いけど地味かなー、投稿が集まるのかなー、と思ってましたが杞憂のようでしたね。小さな部屋の連鎖でも意外と似たような印象になっていなくてよろしいと思います。波及効果と表裏な感じかと思うのですが、部屋を大きくすると数字を決めるしばりが緩くなるので、表出の数字をいかにうまく使えるようになるかが注目でしょうか。


プロゴルファー○
相変わらず面白いですね。くちゃっと混みあった盤面も、さらっとすかすかな盤面も、どちらがどちらも楽しくてよろしいと思います。長い距離のストロークを起用すると盤面を急激に消費しがちなので、大きくした方がもろもろやりやすくなることでしょう。


ツナガッ10
作者の意図が見えやすいのが良いですねー。ひとつながり等々のルールがない割には、局所局所が独立していない感触が味わえるのが素敵です。作ってみた感想として、難しめに振ろうと思うと1が増えちゃうかなー。私が下手なだけなのでしょうけども。


タシマスさん
前回にも増して、難易度的にも展開的にも広がりが見えてきてよろしいですね。今後は、ひとつの問題の中でどれだけ緩急をつけられるかを試していきたいところです。するともう少し大きい盤面ですかね。大きくするとどうなの? てのは皆さんも気になるところなのでは。


ざくざくだんご
さくっと気持ちよく解けていいですね。解けていく道を設定してもなかなか目立たない気がするんですがどんなものでしょう。考えるというよりは、無心に線を引いて楽しい方向に期待しています。


まがるーぷ
曲がる数の指定で生じる面白さを生かしたまま、全体で無理をさせない非常にクレバーなルールだと思うです。ぴゃーっと伸ばす前に、着々と準備をする感じは私はとても好きなのですが、オモパフリークの感想かもですね。そこまで含めて制御できるようになるとより面白いかも。


ハビループ/ハビ黒どこ
ハビッツルールだけでなく、大きくするための方策も同じなんですね。不思議なこともあるものです。このアイデアを生かすため、ハビッツに引きずられずに、表出をきつきつに入れてしまうのが良いかも。


ハビループ
黒マスを発生させることに少々ためらいを覚えてしまう私です。もうちょっと解いて感じをつかみたい。


ハビ黒どこ
視点があちこちに飛んで楽しいですね。局所的な処理をかっこよく実現しようとすると難しいので、広い心で臨むのが良いんではと思います。


ということで、政治的な感想でした。(てきとう)



[追記]
 これから書くことは、上で記述済みの(つもりだった)ことですが、見直してみたら、ぼやかしすぎたなと感じたのでの補足です。後で読んだ時にわからなくなったらあれですし。
 で、ハビループについてもハビ黒どこについても結果同じなのですが、意図としてあったのは「盤面にひとつしかない記号の存在」を入れることにためらいを感じないほうがベターなのでは、ということです。
 盤面にひとつしかない記号は、ハビループに関しては「黒マスになりうるかも知れないマスである」という情報だけ、ハビ黒どこに関しては、「ここは白マスですよと初期盤面時点で確定するマス」という情報だけを与えることになります。
 特に後者は、別解潰しであることが明白な場合も多いでしょうから、格好悪いと感じることもあるでしょう。正直私も格好悪いと思います。
 でもまあ、それは気にせずに、面白く仕上げることを第一目標に設定して設計したほうが、もろもろ良い傾向なのではないか、ということが言いたかったわけであり、「ハビッツに引きずられずに、表出をきつきつに入れてしまうのが良いかも」「局所的な処理をかっこよく実現しようとすると難しいので、広い心で臨むのが良いんでは」という記述は、その辺を表現したかったわけです。
 以上。